OSOITE TScan » 2009 » 10月

4月13日

館林市との打ち合わせ

 群馬県館林市,日本気象協会,東京電機大学の3機関の合同で話し合いの場が持たれた.打ち合わせでは,日本気象協会と東京電機大学が館林市に対して設置場所候補を提案し,設置方法や安全対策についての説明を行った.プレゼンテーションは館林市担当者に好印象を与え,このあと実運用に向けて大きく動き出す.

4月24日

設置場所の議論

 館林市との話し合いの結果,設置場所の再検討を余儀なくされた.APセンサノードの設置場所には以下の3つを必ずクリアしている必要があった.
 1. 商用100V 交流電源がある場所に設置すること
 2. センシングの有意性のある場所に設置すること
 3. 無線通信可能な間隔で設置すること
これらの設置条件をクリアした場所を探すことは難航した.メンバー全員頭を悩ませ,議論に議論を重ね1つの設置場所案を完成させた.

4月29日

電波実験の準備

 設置条件をすべてクリアしているかどうか(主に3.無線通信可能な間隔で設置すること)を確認するために電波実験を行うことにした.電波実験を行うために各センサ間の電波強度とパケット到達率を測定するプログラムを作成し,電波実験簡易キットを作成した.

5月15日

電波実験

 約2mの塩化ビニル管の先端に温度センサを取り付けた電波実験簡易キットを使用し電波実験を行った.電波実験は全データ転送を行うセンサノード間で実施し,1ヶ所約5分間実験を行った.

5月28日

設置場所の再議論,研究室内マルチホップ転送簡易実験

 電波実験の結果は物理的には近い距離にあるのに木や建物の陰になってしまい思うような電波強度・パケット到達率が出ない設置場所がいくつか存在した.電波実験の結果を受けて再び設置場所を議論した.センサの設置場所を多少変更し,再度電波実験を行い,電波強度・パケット到達率の改善がみられた.この結果を館林市に報告し許可をいただくことができた.この段階でようやく設置場所が決定した.
センサ設置場所が決定するとすぐにセンサの実設置に向けて動き始めた.実設置に向けて,研究室内で館林市と同様のネットワークを作成し,簡易マルチホップ転送実験を行った.

6月3日~5日

APセンサノード設置

 APの設置作業を3日間連続で行った.主に街灯等に設置した.中には民家にも協力していただき,庭に穴を掘り自立ポールを立て,ポールの先端にAPセンサノードを取り付けるなどした.本設置作業にはのべ30人程度が参加協力し3日間で完了させることができた.

6月22日~24日

リーフセンサノード設置

 リーフセンサノードの設置作業を3日間連続で行った.主にカーブミラー等に設置した.中には民家にも協力していただき,庭に穴を掘り自立ポールを立て,ポールの先端にリーフセンサノードを取り付けるなどした.本設置作業にはのべ30人程度が参加協力し3日間で完了させることができた.
 リーフセンサノード設置直後から約1ヵ月間の仮運用状態に入った.約1ヵ月の仮運用状態を経て8月1日から実運用へ入った.実運用中も竜巻や台風に見舞われ,時々メンテナンスを余儀なくされることもあったがある程度安定して動作している.そして現在に至る.